ニキビができる根本原因として、過剰な皮脂分泌による毛穴の詰まりが挙げられます。

必要以上に分泌された皮脂を洗顔によって洗い流すことがニキビ予防には効果的ですが、1日に何度も洗っていると肌に負担をかけてしまいますし、洗うことがかえって皮脂を増やしてしまう原因になっていることもあります。

そのため、外部からのケアではなく、体の内側からのケアで皮脂の分泌量をコントロールすることが必要になり、その作用が期待できる栄養素が「パントテン酸」です。

 

パントテン酸とは

パントテン酸のパントテンとは「どこにでもある」という意味があり、多くの食品に含まれている水溶性ビタミンです。

パントテン酸は、糖質、脂質、タンパク質を体のエネルギーに変換(代謝)するために必要な約100種類の酵素を生成するために必要不可欠な栄養素です。 パントテン酸は名前の通り、多くの食品に含まれているので、普段の食事で足らなくなるということはほとんどなく、1日の摂取量の目安は5ミリグラムとなっています。

 

パントテン酸の効果

パントテン酸は、ビタミンCの働きを助けてコラーゲンの生成を促し、健康的な皮膚細胞を作ってくれます。

また、前述のように脂質を代謝する働きを促進してくれるので、摂取した脂質がしっかりエネルギーに変換されることで、余分な脂質が体の中に脂肪として蓄積したり、毛穴から皮脂として分泌されるのを抑えられます。

パントテン酸を摂ると体の代謝が上がり、毛穴から出る皮脂の分泌量が減ることで、毛穴が詰まりで発症していたニキビを予防する効果が期待できるのです。

 

皮脂抑制するためのパントテン酸の分量

パントテン酸は普段の食事だけでも過不足ない量を摂ることができますが、皮脂の分泌量を抑制する効果を実感するためには、1日に2グラムから4グラムのパントテン酸を摂るのが望ましいです。

皮脂抑制効果が出てくるレベルにまで体内に蓄積されるまでは、多めに摂取していくのがお薦めですが、効果が出るまでには個人差があり、数週間で出る人もいれば、数か月かかってしまう人もいます。

皮脂の分泌量が多いという人は、元からパントテン酸の蓄積量が少なく、脂質の代謝が悪かった可能性があるので、多めに摂って蓄積量を高めていきましょう。

皮脂の量が減ってきたなと感じられてきたら、パントテン酸の量も少しずつ減らしていきます。

 

パントテン酸の摂り方

通常1日の摂取量の目安は5ミリグラムなので、1日に2グラムから4グラムのパントテン酸を摂るのは、食事だけで不可能なので、パントテン酸のサプリメントを使っていきます。

 

タブレットタイプのパントテン酸サプリで1錠で1000ミリグラムのパントテン酸を摂ることができるので、これを1日に朝、昼、夕、寝る前の4回に分けて飲んでいくのが効果的です。

通常の8倍もの量を摂っても大丈夫なのか不安ですが、パントテン酸は水溶性なので過剰摂取しても汗や尿として排出されるうえ、研究機関などでも目立った副作用は報告されていません。

とは言え、人によってはアレルギー反応が出てしまう可能性もあるので、最初の内は1錠ずつ服用して、体に何も異常が出ていないかを確認してから量を増やすようにしてください。

また、薬ではなくサプリメントなので、全ての人に効果が出る保証はありません。

パントテン酸を摂ると、体の代謝アップにより美肌だけではなく、肥満などの生活習慣病の改善にも効果が期待できます。

パントテン酸が不足するのは問題がありますが、多めにある分には問題はないので、日ごろから多めに摂ることを心がけましょう。

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