ニキビと毛嚢炎の違い

ニキビと似たような皮膚疾患に「毛嚢炎」があります。

見た目はほとんど赤ニキビと変わらないので、見分けが付けづらいですが、毛嚢炎ができる原因はニキビとは全く違います。

毛嚢炎は軽い物なら痛みやかゆみはほとんどなく、時間が経てば自然と治ってしまいますが、症状が重い物だと痛みやかゆみのほかに、治った後にニキビ跡のようなシミやデコボコが残ってしまうこともあります。

ここでは、毛嚢炎になる原因や治療法について紹介します。

 

毛嚢炎の原因

皮脂や角栓により毛穴が詰まり、そこに「アクネ菌」が増殖して炎症を起こしてしまうのがニキビの基本的な原因です。

それに対して、毛嚢炎は毛穴に何らかの影響でキズ付いてしまい、その傷口から「黄色ブドウ球菌」「表皮ブドウ球菌」が侵入してしまうことで発症します。

「ブドウ球菌」は「アクネ菌」と同じく、人の肌に広く生息していて、食中毒を起こす菌としても知られています。

毛穴をキズ付けてしまうきっかけとしては、カミソリや毛抜きによるムダ毛処理が圧倒的に多いです。

ムダ毛処理をして少しすると処理をした場所の毛穴が赤くブツブツと腫れているのを見た事がある人もいると思いますが、あれが毛嚢炎です。

毛嚢炎は皮膚が薄く、皮脂の分泌量が部位が多い部位に起きやすく、背中やワキ、Vラインは特に毛嚢炎が発症しやすいです。 また、肌が乾燥しているとキズが付きやすく、バリア機能も低下しているためブドウ球菌が入り込みやすくなります。

 

毛嚢炎の治し方

毛嚢炎は軽度の物なら特に何もしなくても自然に治りますが、症状を悪化させないように患部を清潔にし保湿をしてください。

毛嚢炎は石鹸やシャンプーのすすぎ残しが原因になることもあるので、しっかりシャワーで洗い流すようにしましょう。

また、毛嚢炎になるのを予防するために、ムダ毛処理後はオロナインなどの消炎作用のある薬を塗っておくのも効果的です。

ただし、1週間経っても治らなかったり、痛みやかゆみが強い場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。

ニキビと毛嚢炎では発症する原因に違いはありますが、基本的なケア方法は患部を清潔にするのと保湿することとほとんど変わらないので、ニキビと同じと思ってケアしても問題ないと思います。

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